原状回復工事で、クロスの張替えは必要なのか?

原状回復工事でよく行われるのが、クロス(壁紙)の張替えです。
クロスの張替えには、当然ですが費用がかかります。
そのため、クロスの張替えをしなくてもよいのではないか?と考えてしまうオーナーも多いようです。
クロスの張替えは必要なのでしょうか?
これについて解説します。

原状回復工事でクロスの張替えは必要なのか?

オーナーからすると、原状回復工事にはできるだけ費用をかけたくないというのが本音でしょう。そのため、原状回復工事のなかでもクロスの張替えなどは本当に必要なのか?と疑問に感じている人も多いようです。

結論から言えば、必ずしなければならないということではありませんが、入居者がどう感じるかについて考える必要があります。

クロスが汚れている、黄ばんでいる、カビが生えているような状態の場合には、新しいクロスに張替えるのがよいでしょう。
クロスの汚れ、しみ、破れている箇所はとても目立ちますし、見た目に大きく影響する部分です。
見た目が悪いと、入居を希望する人が減ってしまう可能性が非常に高くなります。

費用はかかっても、できるだけ張替えるようにするのがよいでしょう。
ただし、それほど汚れていないということであれば、わざわざ張替えるという必要はないでしょう。
状況によってですが、基本的には張替えるようにするのがオススメということです。

クロスの耐用年数はどのくらい?

原状回復工事で行うことが多い、クロスの張替えについてですが、そもそもこのクロスの耐用年数とはいったいどのくらいなのでしょうか?
もちろん、使用している環境によっても異なりますが、国土交通省の定めるガイドラインによると、耐用年数は6年とされています。

クロスも経年劣化によって、年数が経てば経つほど、劣化していきます。
クロスが劣化するということは、当然ですが、見た目がどんどんと悪くなっていくということです。
仮に、汚れていなかったとしても、前にクロスを張替えてから、6年以上経過しているという場合には、新しくクロスを張替えるようにするのがよいでしょう。
クロスを新しいものにすることで、見た目もよくなりますし、入居者にも好印象を与えることができますよ。
クロスには、色々な種類のものがありますので、業者とよく相談しながら選ぶようにするとよいでしょう。
選ぶ壁紙によっても、価格が異なりますので、価格にも注意をしながら選ぶようにするのがオススメです。

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